FROM ME TO YOU

oh my bizarre life !!

ソフトウェアデザイン 2020年7月号 を読了

zsh超入門」に惹かれて読んでみましたが、少し難しかった…

本書の主題である「一から学ぶログ分析」は、前回読んだ「Web+DB Press vol.116」では「トラブルシューティングのためのログ調査」と異なり、「顧客動向&施策のためのログ調査」と、方向性の違う「ログ調査」を学ぶことができました。

僕の業務的にはWeb+DBの方があっていると感じましたが、本書でのデータ分析基盤の考え方(データレイク、データウェアハウス、データマートと役割をもって分割するなど)は業務や目的に関係なく利用できると思います。
どんな技術・考え方であっても「それぞれが疎結合であること」は普遍的な考え方なんだなと改めて実感するなどしました。

また、本書でもログの分析にSQLを利用できるツール(Athena)が紹介されており、Web+DBのトラブルシューティングでも同様のツール(trdsql)が紹介されていたことを思い出しました。
確かにログ分析のために専用のツールの記述方式を習得するには学習コストが負担になりすぎますし、一般的なSELECTやWHERE、GROUP BYといったSQLを使えた方が楽なことに間違いないですし。

僕もSQL力を高めていかないといけない・・・

なお、購入目的だった「zsh超入門」はまだまだコマンド操作に慣れていない僕には早かったかもしれません。bashでできることも満足に知らないためかzshの優位点が理解できませんでした。

似た名前のディレクトリ間を水平移動できるというのは魅力的だなと思いましたが、そのくらいの知見しか得られないあたり学びと知識力が少なすぎて泣けてきます・・・

% mkdir testA testB
%cd testA
%cd A B

↑testBにcdできる。日付毎にディレクトリわけされている場合に便利そう。

とはいえ本を読むことで社内やTwitterの端々に出てくる技術的な用語をキャッチ(理解ではない)できるようになることも多いので、引き続き読み続けていきたいと思います。
「なんか聞いたことがある気がする…」を増やすだけでも違いはあるはずだと思うので。

あと、「Web+DB」と「ソフトウェアデザイン」のどちらが自分にあっているのか比較しようと考えていましたが、今のところ結論は出ず・・・
しばらくはタイトルを見比べながらその時々に興味をもった方を買っていこうと思います。

入社後四ヶ月(2020年7月)の振り返り

いつまで続けるんです?と何名かに聞かれましたが、続く限りは頑張る所存です。

プライベート

コロナ関係

7月の4連休に家族でどこかに旅行に行けたらいいなと思っていたものの、第二波到来で引きこもり再開です。
3月から家族でまともに出かけていないし、特に子供達は平日は学校に行っているものの週末は完全引きこもりなのでなんとかしてあげたいところ・・・

TwitterFacebookを覗くとBBQに行ったりレジャー施設に行ったりしている家庭もあったりして、まるで違う世界にいるような感覚になったりします。
もちろんそれが駄目だというわけではないです。気兼ねなくみんなが遊びに行ける日が一日でも早く訪れることを願うかぎりです。

ゲーム

リングフィットデビューしました。

調子にのって負荷を上げると続かないですね、これ。
僕より妻の方が毎日頑張ってます。

4月からの引きこもり生活のせいで体重が4kgも戻ってしまいました。改めてダイエットを頑張らなければ…

仕事

先月頑張ろうと思ったことの振り返り

fmty.hateblo.jp

AWSや各種ログ調査、アラート対応など

ログ調査やアラート対応にはなかなか着手できていないものの、AWS関連は少し担当することができました。
といっても簡単な設定の変更程度ですが、最初のステップを進められたかなと思っています。

L3やL4といったトランスポートやネットワーク層は多少知識があるものの、HTTPなどのアプリケーション層の知識をもっと学んでいきたいところ。
まずはALBやWebサーバーといった基本的な仕組みを理解していきたい。

勉強会資料を完成させる

「敬語について」は進んでいないのですが、7月後半に座駆動LT会でLTをすることができました。
仕事とは直接関係ないものの、いい経験になったと思います。

speakerdeck.com

勉強会資料も進めていかなければ・・・

伝言係をやめる

先月は「社内と外部の伝言役のような動きをしている」という状態でしたが、少しずつ自分の担当している業務であればある程度自分の裁量で進められるようになったかなと思います。
ただ、油断すると対外的な大きな失敗に繋がりかねませんし、細かな報連相を心がけて引き続き頑張っていきたいです。

来月(今月)頑張ること

タスク管理

自分のできそうなタスクにどんどん手を挙げてるとあっという間にタスクが溢れてしまいます。
「期限に遅れる」ことは発生していないものの、自分で設定した作業予定日に処理できないことがあったりと少し危機感。

当たり前の話ですが、やはり初めての業務では作業の所要時間が見えにくいことが多いですね。
「自分のやりたいこと」「自分が抱えてること」「自分が処理できるスピード」を見極めつつ、タスクのスピードアップを図っていこうと思います。

AWS関連

インフラ周りで細々とした問い合わせやサポートが必要になるため、少しずつでも知識を増やして自分の担当業務を広げていきたいと考えています。

ただ、「Web」や「Linux」というだけでは範囲が広すぎてどこから手をつけたらいいものか…という状態になっているのも正直なところです。
何か体系立てて学べたらなぁと思いますが、「”体系立てて学びたい”とかウダウダ考える前に手を動かせ!」と言いますし、AWSチュートリアルでも進めていこうかなと思っています。
AWSにはMicrosoft Learnのようなサイトはあるのかしら。調べてみよう)

とはいえ焦っても仕方ありませんし、当面は目の前のタスクをこなしつつ知識を広げていけばいいかなという気持ちです。

案件管理

いくつか進行管理を担当する案件ができました。まずはこの案件を破綻させることなく進行させていきたいと思います。
いわゆるPMやPL(少しおこがましいですが)業務は経験があるものの、前職とは要件定義の進め方やスケジューリングの設定感覚など様々な点で違うところを実感しています。

開発の方々をうまくサポートしつつ、感覚的なところを学んでいきたいと思っています。

「四畳半タイムマシンブルース」を読了

水没したクーラーのリモコンを求めて昨日へGO! タイムトラベラーの自覚に欠ける悪友が勝手に過去を改変して世界は消滅の危機を迎える。そして、ひそかに想いを寄せる彼女がひた隠しにする秘密……。 森見登美彦の初期代表作のひとつでアニメ版にもファンが多い『四畳半神話大系』。ヨーロッパ企画の代表であり、アニメ版『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』の脚本を担当した上田誠の舞台作品『サマータイムマシン・ブルース』。互いに信頼をよせる盟友たちの代表作がひとつになった、熱いコラボレーションが実現!

これは「森見登美彦夏への扉」だ。夏への扉は四畳半にあったのだーーー

途中まで読み進めて最初に抱いた感想が「森見登美彦夏への扉」でした。
もちろん「タイムマシンを利用したストーリー展開」「少しだけ恋愛要素」くらいしか共通点はないものの、全体的に感じる空気感はまさにジュブナイル。「時をかける少女」より「夏への扉」を先に連想したのは単に好みの問題かもしれませんが。

最近の森見作品は「熱帯」や「夜行」といったように「四畳半」や「夜は短し」のような作風ではなくなっていっていますが、久しぶりに往年の森見作品を楽しむことができました。

「四畳半神話体系」には4本の短編がパラレルワールドとして描かれていますが、これは5本目とも言えますし0本目とも言えると思います。タイムマシンをテーマにしたこの作品で0本目を仄めかすあたり、本当に上手いなぁと感動してしまいました。

ある程度この手のタイムリープ物を読んだことがある人なら自然と理解できる物語構成なので、難しく考えずにアニメを見ているかのように楽しむことができると思います。ちょうどアニメの2時間枠ボリュームなこともありますし、劇場アニメ化を期待したいところです。

読んでいて少し気になったのは明石さんや樋口先輩、小津といった主要キャラクターが少し大人しくなったような気がしました。
とはいえそれで面白さが損なわれるなんてことは全くなく、明石さんはますます可愛くなっていますし、樋口先輩はあいかわらずの樋口先輩でした。

tomio.hatenablog.com

筆者の森見登美彦氏も自分のブログの中で、自分が年齢を重ねたから…と書いていますが、ここ最近はまったく違う作風を続けている中で10何年前と変わらない四畳半を描けるのはさすがの一言です。

四畳半や夜は短しが好きな人には間違いなくオススメの一作だと思います。まだ読まれていない人はぜひ。

そういえば。

もう15年以上前になると思うのですが、昔から仲良くしている友人が「エアコンのリモコンが壊れた話の演劇を見にいった」と話していたのを思いだしました。まさかこの作品の原案のことだったとは。原案との違いも気になるところなので、またコロナが落ち着いたら感想を語り合いながらお酒を呑みにいきたいなと思います。

とりあえず映画版がアマプラで見られるようなのでウォッチリストに登録しておきました。ペンギンハイウェイも見ないと… www.amazon.co.jp

Twitterをはじめて13年らしい

今朝、朝起きていつものようにツイッターを開くと、ツイッターを開始して13年ですおめでとう!という通知がツイッターから届いていた。

そういえば8月2日がツイッターを開始した日だったかもしれない…と思い、とりあえずツイートする。こういう条件反射を13年も続けてきたのかと思うと少し寂しくなる気もするが、もはや生活の一部となっているので仕方ない。

しばらくするといいね!が1件、2件とつきはじめて、しばらくすると15件ほどのいいねがついた。こんな特に何の代わり映えのないツイートにいいねをしてもらえるのは本当にありがたいし、悪く言えば承認欲求が得られるところも長く続いた理由なのかもしれない。

特に僕はツイッター経由で知り合った方が多く、地元の友人達と会うよりもツイッターでオフ会しているほうが多いのでは?というくらい現実世界に密着してしまっている。転職した経緯にしてもツイッターがきっかけであることは間違いないし、まさにツイッターさまさまである。

ツイッターで知り合った人と年賀状のやりとりをするという新しいのか古いのかよくわからない状況になっているくらいだ。

もちろん実際に会うこともなければ年に1回もやりとりしないが、ずーっとフォローしあってるようなフォロワーさんもいる。そういう人ともいつか実際にお目に掛かって挨拶だけでもしてみたいものだなぁといつも思っているのだが、向こうからすると迷惑なだけかもしれない。

このツイッターというサービスがある日突然なくなってしまうことを想像してみると、今の僕の大半の人間関係を失うということで、未来永劫…というのは難しいかもしれないが代わりになるようなサービスができるまでは続いてくれたら嬉しい限りである。

もしここまで読んでいただいたフォロワーさんがいるのなら、14年、15年、20年とこれからも引き続きよろしくお願い申し上げたい。

尚、最後になるが、いつもと文体が違うのと僕がちょうど森見登美彦を読んでいるのは全くの無関係であることだけはここに表明しておきたい。

Fate/Requiem 2巻『懐想都市新宿』を読了(少しネタバレあります)

聖杯戦争"を終わらせよう―――この世界を壊そう。 宇津見エリセは、金色の少年に誓う。 少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントと共に、失われた“廃都フユキ"探索の旅に出る。 荒廃し《聖杯》に再構成されたモザイク市に生きる者たちの営み。 臨海都市《秋葉原》から、懐想都市《新宿》へ。 さらに未知なる地へ。 やがて再び死の影が追いすがる。 彼女はまだ、自分の運命を知らない。

ずっと待っていたKindle版がようやく出たので早速読了。

FGOでもコラボイベントが開催されてますます盛り上がってきた感じもある2巻ですが、個人的にはちょっと盛り上がりに欠けたかなという印象です。

エリセやコハル、カリン、チトセといった主要キャラクターの過去や背景が描かれて、次の3巻に向けての助走期間かな?とも読み取れますが、せっかくFGOボイジャー君も実装されたことですし、もうすこしバトルシーンがあっても良かったかなと思ったり(宝具が見たかった)

とはいえ最新のFate作品だけあって、キルケーやギャラハッド、牛若丸などFGOで実装されたキャラクターが登場したりとFGOが好きな人は読んで損はないと思います。

ちゃんとFateらしく「冬木」も舞台になりそうですし。3巻が楽しみですね。

少しネタバレになりますが、エリセの母親である「ナミ」はサーヴァントということですが、これはやはり「イザ”ナミ”」なのかなぁと思っています。FGOでも天野逆鉾を宝具としてますし、イザナミといえば黄泉平坂でのイザナギとの別れの神話が有名ですが、黄泉の国=死霊、1000人を殺す=死神、と繋がっているところは多そうですし。

もしイザナミだとすると、日本神話の主神クラスと人間との子供とかかなりスケールの大きな話になりそうです。元々Fateは日本神話をベースとした神霊サーヴァントがほとんど登場していないこともあって、どう描かれるのか楽しみでなりません。

発刊ペース的には3巻は来年以降ですかね。ぼちぼちと待ちたいと思います。

追伸。FGOの最終再臨エリセは14歳ではないでしょっていう。横〇的に。

追伸その2

マッキ、お前、えー!?マッキって、えー!?