FROM ME TO YOU

oh my bizarre life !!

Fate/Requiem 1巻『星巡る少年』を読了

―――昔、大きな戦争があった。 戦争は終わり、世界は平和になった。今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。 ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。 少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。 だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。

FGOのRequiemコラボを前に改めて再読。この薄さだとサクっと読めるのでいいですね。

Fate世界としてはエリセやカリン、コハルといった登場人物がみな可愛いくて魅力的なのがいいですね。サーヴァントや令呪といったFate世界のルールは継承しつつもこれまでの聖杯戦争とはおおきく違う近未来SFの世界観も好みでよいです。

エリセの「邪霊を使役する」という設定は事件簿のグレイを彷彿としますし、コハルの英霊憑依(ポゼッション)はプリズマイリヤを思い出します。このあたりを「パクリ」ではなく「オマージュ」や「繋がった世界観」と捉えられるのはFate好きのひいき目なのか、きのこの作るFate世界の巧みさなのか…

登場するサーヴァントもロンギヌスやギャラハットオルタと、これからの活躍が楽しみですね。

6月発売の2巻も楽しみです。