さくらのスタートアップスクリプトで自分用Mastodonをたててみた
今週はじめくらいから一気に火がついたマストドン。
さくらがスタートアップスクリプトを提供はじめたとのことで早速試してみました。
とりあえずサブドメインが使えないのでお名前.comで適当なドメインを取得。
あとはさくらの手順でセットアップ。
とりあえずAPIトークンとDNSまで。
さくらのDNSの設定が終わったらお名前.comの方のここを変更。
DNSが終わったらサーバー構築。メモリ1Gだとビルドでコケるとかいう噂があったのでとりあえず1コア4Gで開始。
30分くらいしたらマストドンにアクセスできました。
簡単。
cronの設定
デイリーバッチの登録が必要らしい
下記でcronを新規登録
crontab -e
下記を記載
RAILS_ENV=production @daily cd /home/mastodon/live && /home/mastodon/.rbenv/shims/bundle exec rake mastodon:daily > /dev/null
vimの使い方は下記を見ました。
ちゃんと走ってるのか不安になるのでそのうちログとかみたい。
自分用に変更
今回は自分専用のインスタンスにしたいのでSSLでサーバーにつないでシングルユーザーのコメントアウトを外す。
ファイルパスはこれ(めっちゃ探した)
cd /home/mastodon/live/ vi .env.production
変更箇所はここのコメントアウトを外す。
SINGLE_USER_MODE=true
viの操作もわからなかったのでぐぐりながら作業した。とりあえずこれだけ覚えた。
- iとescで編集モードとコマンドモードが切り替えできる
- 上書きはコマンドモードで「:wq」
- 上書きしないで閉じるのは「:q!」
再起動の仕方がわからないのでさくらのコンパネから再起動しましたw
あとは管理者権限を与えたいんだけど、docker-composeを使わない設定方法がわからない。
現時点ではweb上の情報はだいたいdockerを使ってるので、さくらのスタートアップスクリプト使うと役にたたなくなる。
この辺りの情報がもっと増えるといいなぁ。
管理者になろう
su - mastodon #マストドンユーザーでログイン cd ./live/bin/ RAILS_ENV=production bundle exec rails mastodon:make_admin USERNAME=fmty
この前にも色々試したので、どれが正解かわからない。
yum install rubygems #gemがインストールしたかった gem install rake
アップデート
cd /home/mastodon/live/ git fetch git checkout -b production refs/tags/vx.x.x
サーバーをリブートせずに適用したい
ハマったところ
- Linuxわからん!
viなにそれ美味しいの。設定ファイルどこにあるの。ディレクトリ構造どうなってるの。ってレベルなのでお察しです。 - マストドンの認証メールが迷惑メールに入っててかなり迷走した
- サーバーを再構築したら接続エラーになった。
下が原因だった。一回さくらのDNS設定削除してお名前.comのDNSも初期値に戻して、改めてやったらうまくいった。
※本スクリプトを実行した際に、さくらのクラウドDNSで管理しているゾーンのZone APEXにレコードを追加します。対象のゾーンにレコードが登録されている場合、スクリプトは停止し、セットアップが中断されます。レコードが登録されていない専用のドメインをご用意ください。
ひとりインスタンスを使ってみた感想
「素直にpawooかjpあたりに登録しとけ」です。
ローカルTLは該当インスタンスに属してるユーザーが表示されるので当然自分だけだし、連合TLも「該当インスタンスに属しているユーザーがフォローしているユーザー」が表示されるので、自分のTL・ローカル・連合の3つが全く同じ状態になるという…
マストドンに思うこと
ネルフの災害情報はtwitterにはできないマストドンらしい素晴らしい使い方だと思う。
ドメインでの発信元保証、アカウントをわけて情報の粒度を細かくして必要な情報を必要な人に届ける、重要な情報はアカウントがそれぞれにブースト(RT)することで情報を共有する。
マストドンは個人が使うよりも企業アカウントとの親和性が高そうな印象がありますね。
その他
やっぱりインスタンス毎にアカウント作る面倒なので、インスタンスをフォローするような機能が欲しいです
感謝
某氏→クーポンありがとうございました!