僕のTwitterを見ている人には説明不要でしょうけど、僕はこの「古典部シリーズ」が大好きです。
(アニメ表紙は期間限定品です)
アニメを見てドハマリ→原作買うという定番コースです。
舞台訪問までしちゃいました(笑)
高山行ったの、もう2年も前かー。嫁さんと子供2人連れて有休とって氷菓の聖地巡りしたなぁ。 pic.twitter.com/vw4klBcHZm
— ケイタ (@fmty) 2015, 5月 7
ストーリーそのものは原作をうまくアニメ化したという印象です(さすが京アニ)が、登場人物の描き方が大きく違うなと思いました。
原作は「ミステリー」ですが、アニメは「高校生の青春」というか。
アニメの方は登場人物達の距離感や淡い恋心、それを見ている視聴者側のやきもきがありましたが、原作では比較的淡々と物語が進んでいきます。
例えば温泉回の「正体見たり」では千反田の入浴シーンを想像して倒れるシーンが単なる湯あたりだったり、最後の姉妹のおんぶシーンはアニメオリジナルだったり。
文化祭での摩耶花が涙するシーンもアニメ独自ですし、手作りチョコレート事件では摩耶花と千反田の最後のやりとりや摩耶花と里志の電話のシーンも原作にはありません。
原作では主人公である奉太郎の一人語り形式なので難しいのかもしれませんが、アニメから入った僕には少し物足りなかったり。
後半の千反田と奉太郎の「お前ら早く付き合っちゃえよ感」が大好きなので(笑)
まだ文庫化されていないエピソードが3本ありますので、早く新刊が出て欲しいですね(1本はアニメ化されていて、残り2本はとても楽しみな内容。早く読みたい)
できれば続編の映画化もしてもえらたら…嬉しいなぁ。