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FROM ME TO YOU

oh my bizarre life !!

舞城王太郎 「好き好き大好き超愛してる」

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。「恋愛」と「小説」をめぐる恋愛小説。2009大学読書人大賞受賞。(講談社文庫)

ウルトラジャンプで連載中のバイオーグトリニティつながりで舞城王太郎作品に手を出してみました。

今月号のウルトラジャンプ舞城王太郎の読み切りが付録でついていて、軽く読めたのも大きかった。

まずは石原慎太郎氏が芥川賞の感想で酷評したという「好き好き大好き超愛してる」から。

「題名そのものまでが『好き好き大好き超愛してる。』にいたっては、うんざりである。」

芥川賞-選評の概要-第131回

読後のファーストインプレッションは「今風だなぁ」。 その次は「悪くないよね」でした。

きっと読者を選ぶのは間違いないと思うし、石原慎太郎氏のような人に絶対受け入れられないと思う。 芥川賞を推したのもほげかぼけとふがふがという辺りも納得という感じですね。

作品としては「愛」をテーマにしたいくつかの短編集で、一つだけ続いている話はあるものの、基本的には全てバラバラの物語です。

SF?ミステリー?ジャンル分けが難しいところですが、全編通して「愛」を感じました。 嫌いじゃないです。こういう作風。

次は「煙と土と食い物」、「阿修羅ガール」と読む予定です。