遥かなる水の音に引き続き本作を再読。
これも高校時代によく読みました。
村山由佳作品の中でもかなり好きな作品です。すべての雲は銀の…と一、二を争うくらい。
高校の頃、遥かに年上で大人だと思っていた登場人物達の年齢を追い抜いていると気付いて愕然としたのは内緒です(笑)
- 作者: 村山由佳
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/06/19
- メディア: 文庫
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遥かなる水の音に引き続き本作を再読。
これも高校時代によく読みました。
村山由佳作品の中でもかなり好きな作品です。すべての雲は銀の…と一、二を争うくらい。
高校の頃、遥かに年上で大人だと思っていた登場人物達の年齢を追い抜いていると気付いて愕然としたのは内緒です(笑)
村山由佳の作品は高校の頃に天使の卵かおいコーシリーズのどちらかでハマって、ほぼ一通り読みました。
なんとなく読み返したくなってこちらを再読。
数年ぶりに読んだ前作のダブルファンタジーが女性の性欲求に大胆に切り込むという、これまでの村山由佳の作品とは大きく違う作風なのに驚き(良し悪しですね)ましたが、本作はそこまで露骨な描写もなく、のめりこむことができました。
本作は異国情緒の描写が素晴らしく、地中海からアフリカの風景や匂い、音までもが目の前に広がるようでした。
僕は村山由佳が描く異国の風景が大好きで、恋愛は二の次かもしれません。
野生の風のアフリカ、翼のアリゾナ、青のフェルマータのオーストラリア、本作のモロッコ…
改めて考えてみると、僕が「いつか行ってみたいなぁ」と思っていた国の大半が村山由佳作品ですね(笑)
おいコーシリーズには手を出さなあかもしれませんが、しばらく村山由佳作品を読み返したいと思います。
そういえば。
本作でパリに旅行にきたフラワーコーディネーター志望の女の子二人組って同じ村山由佳作品の「すべての雲は銀の」に出てきた美里ちゃんと花綾ちゃんなんですね。
村山由佳作品でこういうコラボ?はあまりないような気がしたので新鮮でした。
僕のTwitterを見ている人には説明不要でしょうけど、僕はこの「古典部シリーズ」が大好きです。
(アニメ表紙は期間限定品です)
アニメを見てドハマリ→原作買うという定番コースです。
舞台訪問までしちゃいました(笑)
高山行ったの、もう2年も前かー。嫁さんと子供2人連れて有休とって氷菓の聖地巡りしたなぁ。 pic.twitter.com/vw4klBcHZm
— ケイタ (@fmty) 2015, 5月 7
ストーリーそのものは原作をうまくアニメ化したという印象です(さすが京アニ)が、登場人物の描き方が大きく違うなと思いました。
原作は「ミステリー」ですが、アニメは「高校生の青春」というか。
アニメの方は登場人物達の距離感や淡い恋心、それを見ている視聴者側のやきもきがありましたが、原作では比較的淡々と物語が進んでいきます。
例えば温泉回の「正体見たり」では千反田の入浴シーンを想像して倒れるシーンが単なる湯あたりだったり、最後の姉妹のおんぶシーンはアニメオリジナルだったり。
文化祭での摩耶花が涙するシーンもアニメ独自ですし、手作りチョコレート事件では摩耶花と千反田の最後のやりとりや摩耶花と里志の電話のシーンも原作にはありません。
原作では主人公である奉太郎の一人語り形式なので難しいのかもしれませんが、アニメから入った僕には少し物足りなかったり。
後半の千反田と奉太郎の「お前ら早く付き合っちゃえよ感」が大好きなので(笑)
まだ文庫化されていないエピソードが3本ありますので、早く新刊が出て欲しいですね(1本はアニメ化されていて、残り2本はとても楽しみな内容。早く読みたい)
できれば続編の映画化もしてもえらたら…嬉しいなぁ。
(僕からみて)祖父母、母、妹、嫁さん&子供達の親子4世代で植物園へ行きました。
人もあまり多くなく、祖父母と子供達を連れていくにはぴったりでしたね。
子供達が大きくなってしまうと植物園は退屈かもしれませんが、今はまだ広いところを走り回るだけで楽しそうでした。
キノコ型図書館。
温室でみた食虫植物の図鑑をみて満足そうでした。
僕が自転車を好きになったきっかけの漫画が堂々完結です。
少し不完全燃焼な所もありますが、ダラダラと長く続けず綺麗に終わったのでこれはこれでよかったのかもしれません。
自転車漫画といえば弱ペダが有名ですが、こっちはああいうレース全開!ではなく、普段の通勤や休日のツーリング風景が主でとても読みやすかったです。
公道を走る上でのマナーや心がけないといけない事なども盛りこんでくれたので、僕のような自転車初心者にちょうどいいかもしれません。
GW明けから自転車通勤再開しようっと。